「あれ…この船、もしかして沈みかけてる…?」
オフィスのエアコンのせいではない、妙な寒気が背筋を走ったのが、ちょうど1週間前のこと。 今日は、この怒涛の1週間で私の頭の中とPCの中で何が起こったのか、そのすべてをお話ししようと思います。
【緊急分析】我が社の現在地と未来の天気予報
まず、我が社の状況について。 上場はしているし、M&Aで図体だけはデカくなっている。でも、ここ最近の業績は、さながら低空飛行を続けるジャンボジェット。黒字とはいうものの、エンジン音は弱々しく、機体は小刻みに揺れています。
ひと言で言うと、
- 墜落(倒産)は、まあない。
- 乗客の強制排出(あからさまなリストラ)も、たぶんない。
が、しかし。
- 機内食のグレードダウン(給料を減らす)
- エコノミーへの強制移動(配置転換による減給)
- 他の航空会社への身売り(吸収合併)
これらの事態は、半年後、1年後に起きても全く不思議ではありません。 私もリストラ対象にはならない自信はありますが、「役職者は目立つ」という法則が発動し、ターゲットにされるかも…なんて被害妄妄想まで膨らむ始末(笑)。
そして何より、このガタガタの機体を立て直すための理不尽なミッションに、もはやモチベーションが湧かない。頑張った先に見えるのが、雲の上ではなく、分厚い雨雲なのだとしたら…。
「そうだ、未来のある豪華客船に、乗り換えよう」
これが、今の私の結論です。
沈没寸前から、豪華客船へ。私の「次なる航海」計画
とはいえ、今すぐ海に飛び込むわけにはいきません。私の計画はこうです。
- 【冷静な情報収集】 まだ船室で過ごせるうちに、急いで、でもじっくりと次の船(転職先)を探す。
- 【心の準備】 良い船が見つかった時、ためらわずに飛び移るための「覚悟」を決める。
- 【リスク管理】 船内の秩序が乱れても(辞める日まで)、ストレスなく過ごすための立ち振る舞いを決めておく。
この「覚悟」を決める作業が、何より大事でした。 紙に書き出し、最悪のシナリオも想定する。これが決まると、不思議と心がスッと軽くなり、残りの船内生活を強気に過ごせるようになります。
【実録】転職活動、6年ぶりのリハビリ日誌
この1週間で、私が実際に行った「リハビリ」がこちら。
フリー(業務委託)という名の「救命ボート」を探す
斡旋会社3社に登録し、1社とオンライン面談。すぐに仕事が見つかるわけではないけれど、「いざとなれば、一人でも漕ぎ出せる」という安心材料を確保。これは心の安定に繋がります。
転職サイトの「6年放置したプロフィール」を更新
情報を更新した途端、人材紹介会社から怒涛のオファーが!私のメールボックスが、突然街で一番のホットスポットになりました(笑)。 もちろん、これは数打ちゃ当たる戦法なのも承知の上。一番レスポンスが早かった1社と、来週「カジュアルな尋問(面談)」の予定です。
ダメ元で「偵察応募」を一発
ちょっと面白そうな求人に、1社だけ直接応募。「まあ、お祈りメールが来るだろうな」と思いつつ、書類選考も面接も、勘を取り戻すためのリハビリです。
ラスボス(上司)との心理戦、まもなく開戦
そして、これから。 近々、今の私の心境を(うっすらと)知っている上司との面談が控えています。 (まさか、水面下で脱出計画を企てているとは夢にも思っていないでしょうけどね)
私はもう、覚悟が決まっている。 だからこそ、「この船に骨を埋めるつもりだったら、絶対に聞けない質問」を、笑顔で投げかけてみようと思います。
これは、ポーカーフェイスで探り合う、心理戦。 なぜか、妙にワクワクしています。
会社がもし、ここで私に少しでも妙なことを言いだしたら? その時は、静かに、そして冷酷に期末を待たずに「退職」という切り札を出すまで。
彼らはまだ知らない。私が最強のカードを持っていることを。 さあ、楽しんで臨んできます!
オンライン面談したいけれど、このパソコンカメラ無いな…PCいずれ買うのは良いけど、今は出費を抑えたい…ということで購入。こんな安く買えるんですね!大満足です。
コメント