IT業界20年選手の管理職が編み出した、心がポキッと折れないための「ゆるふわ護身術」

仕事

こんばんは。 上司と部下の間で板挟みになりがちな中間管理職、ハルです。今日もなんとか一日を戦い抜きました。同志の皆さん、お疲れ様です!

ええ、仕事は楽しいです。やるからには結果も出したい。そう思って、基本的には真面目に取り組んでいます。

が、しかし。

仕事というものは、なぜか次から次へと問題が湧いてくる、もぐら叩きのようなもの。 以前の記事で「仕事の価値観を明確にしたら楽になった」と書きましたが、そんな私だって多少の気分の浮き沈みはありますよ、人間だもの!

特に、プレイングマネージャーなんていう、一人二役をこなすストレスフルな立場。 今日は、そんなIT業界の荒波を20年以上泳ぎ続けてきた私が、自分を守るために編み出した「病まないための小技」をご紹介します。

【基本の心構え】自分を守るための「仕事の三原則」

・「完璧」という名の呪いを解く

まずはこれです。「期待通りにこなせないとダメだ…」と感じる状態は、非常に危険。ゲームオーバー寸前です。 断言しますが、仕事における完璧なんてものは、ほぼ幻です。

「ま、いっか。65点で及第点でしょ!」 これくらいのアバウトさを、常に心の標準設定にしておきましょう。

・全部まともに受け止めない

会社も上司も、そりゃ色々言います。 「会社の理念を理解しろ」「利益を考えろ」「あれやれ、これやれ」。 全部真正面から受け止めると、心が詰みます。

かといって、全部聞き流すわけにもいかない。そんな時は、ちょっと冷静に「上司ごっこ」をしてみるんです。 自分が彼らの立場だったら…?部下に言わなきゃいけないこと、ありますよね。でも、部下がそれを100%できるなんて、微塵も思ってないはず。 そう想像すると、「なーんだ、そんなもんか(笑)」って思えませんか? 共感できる部分は受け入れ、そうでない部分は「はいはい、承知しました(と、一旦言っておく)」くらいの気持ちで、うまく受け流しましょう。

・得意なことでホームランを狙い、苦手なことは内野ゴロで逃げる

これも大事な戦略です。 苦手なことで注意されると、心に「クリティカルヒット」しますよね。 これをただ流すだけでは、評価も下がってしまう。

そこで!代わりに得意なことで場外ホームランをかっ飛ばすのです。 大きな強みが一つあれば、会社もそううるさくは言いません。 評価面談で「〇〇さんはここが弱みだね」なんて言われても、「ですよねー(笑)」と笑顔で返せるくらいの強心臓が手に入ります。あなたの存在意義は、弱みを克服することではなく、強みで貢献することにあるのですから。

【対ボス戦】上司をラスボスにしないための「お作法」

・上司の「報告ネタ」を提供してあげる

上司もまた、その上の上司への報告義務に追われています。 「受注額が足りない!なんとかしろ!」と詰められた上司が、そのまま私たちのところにやってくるわけです。 こっちだって「無理なもんは無理ですよー!」と心が叫びます。

でも、それをそのまま伝えても、上司を困らせるだけ。 そんな時、私たちができる最低限の貢献は、「上司が上に報告するための“材料”を渡してあげる」という視点を持つことです。

「結果はまだ先ですが、第一歩として〇〇に着手し、早速調査を開始しました」 とでも言っておけば、上司はそれを元に報告ができますよね(笑)。 もちろん、100%の嘘は後で自分が苦しくなるだけなのでNGですが、自分の感情は抑えつつ、上司の立場も尊重する。これが、病まずに対応する最適解です。

・不満は「上手に」伝える

これは相手を選びますが、超重要です。 というか、建設的な不満すら伝えられない上司の下で働く意味はありません。そんな時は、転職サイトを開きましょう(笑)。

言い方はもちろん大事。ただの愚痴にならないように配慮した上で、しっかり自分の意見を伝える。これは驚くほど効果があります。理にかなっていれば、解決に向けて動いてもらえることだってありますから。

【対チーム戦】聖母にならずに信頼を得る「メリハリ術」

・全部応えず、火事だけ消しに行く

部下からは、不平不満、正論すぎる会社の課題など、色々なボールが飛んできます。 これを全部受け止めていたら、身が持ちません。即刻キャパオーバーです。

代わりに、「本当に困っていそうなこと」「自分が動けば大きく解決に進むこと」、この二つだけは、消防士のように即座に動いてあげる。 普段は忙しくて多少流し気味でも、この「火事を消す」動きさえ見せておけば、感謝こそされど、恨まれることはありません!

・たまには一緒に、釜の飯を食う

「昭和か!」って言われそうですが…(笑)。
飲み食いしながらのコミュニケーションは、やるたびに「やっぱり大事だな」と思います。
普段の仕事中には話せないことを話すと、不思議と距離が縮まり、結果的にこちらの気持ちも楽になるんです。

【最終奥義】いつでも使える「逃げの必殺技」

そして、これら全ての大前提となる、最も大事なマインドセット。

「いざとなったら、私には転職できるスキルがある」という自信を持つこと。

「辛いのに、辞めたら生きていけないからしがみつく」 これこそが、心を蝕む最大の原因です。 この“お守り”があるからこそ、日々の仕事で強気な発言もできるし、理不尽なことに対して「NO」と言えるのです。

つまり、自分のメンタルを守るためにも、仕事(会社のためじゃなく、自分のため)への日々の精進は必須ということですね。

まとめ

私自身、若い頃はたくさんの苦しい思いをしてきました。 今も、質の違う苦しみを感じることはありますが、この「ゆるふわ護身術」のおかげで、なんとか乗り越えています。

この記事が、今まさに仕事で辛い思いをしているあなたの、心を少しでも軽くするお守りになれば嬉しいです。

そしてもちろん、仕事が終わったら光の速さで頭を切り替えて!! キンキンに冷えたビールを飲みながら、次の旅行の計画でも立てて、ニヤニヤしましょう!それが一番の特効薬ですから。

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プロフィール

50歳、東京在住。某IT企業の中間管理職。
これまで七転び八起きだった20代、30代、40代。たくさん転んだ分だけ、見える景色も増えました。
まだまだ人生これから!大好きなビールと旅、美味しいものをとことん満喫する日々を綴ります。

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