フレンチでも「とりあえず生!」を貫く女の、ビール愛について

グルメ

さて、今宵は私の人生の相棒、ビールについて存分に語らせていただこうと思います。

ビールの魅力なんて、私がここで改めて説法するまでもないでしょう。
なんといっても、あの「のどごし」。
特に、仕事終わりの一杯。(←重要なポイント)

一日の全ての苦労、理不尽、面倒くさいアレコレが、黄金の泡と共に喉の奥へと消えていく…。
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ…この最初の3口のために、私は生きていると言っても過言ではありません。砂漠に染み渡るオアシスとは、まさにこのことです。

だから、たとえフレンチレストランであろうと関係ありません。
「お客様、お料理にはこちらの赤ワインが…」※言われたことはない
そんなソムリエさんの優しい眼差しを振り切って、私は満面の笑みでこう言うのです。

「生ビールお願いします!」

というわけで、前置きが長くなりましたが、ここで私のビールへのこだわりを、勝手に発表させてください!

  • さっぱりスッキリ、辛口こそがTHEビール!
  • よって、私の本命は常に「アサヒスーパードライ」様。浮気はしません(たぶん)
  • 次点はサッポロ黒ラベル。彼のことは「親友」だと思っています
  • もちろん生が一番!サーバーから注がれるあの姿は、もはや芸術
  • 一方で旅先のお蕎麦屋さんで出てくる、キンッキンに冷えた瓶ビールの美味さは異常。あれは何かの魔法でしょうか
  • 休日の昼間に飲むビールが持つ、「背徳感」という名のスパイスは、どんな高級フレンチにも勝る
  • さらにそれが旅先でのランチビールだった場合、幸福度はMAXへ!もう怖いものなしです
  • 海外メーカーではレーベンブロイがお気に入り

…と散々偉そうに語りましたが、平日の夜、冷蔵庫で私を待ってくれているのは「金麦」です。(いつも本当にありがとう!単なる会社員なのでね、抑えるところは抑えないとね)

日本の飲食業界に物申したいこと!

ビールを愛する者として、日本の飲食業界に物申したいことがあります。聞いていただけますか?
お願いだから、ビールの『量(ml)』をメニューに書いてくださいーーーっ!

「中ジョッキ」
「グラスビール」

この二択で、これまで何度脳内会議を開いてきたことか。
いや、量と価格が比例しているなら文句はないんです。でも、往々にして比例していない!

中ジョッキ 850円
グラスビール 700円

この価格設定! これはもう、ビール好きの心を試す「罠」ですよ。
「グラスで様子を見るか?いや、この値段差ならジョッキが圧倒的にお得なはず…でも、もしこのグラスが極小サイズだったら…?」
この思考ループ、軽く5分はかかります。一刻も早く飲みたいのに!

全国の飲食店様、どうかご検討をお願いいたします。
なんなら、厚生労働省の方、これはもはや国民の幸福度を左右する問題です。日本の明るい未来のために、ビール量の表記義務化をガイドラインに追記していただけないでしょうか?(至って本気です)

こぼれ話:旅先での、習慣は命取りになりかねない件

「生ビール最高!」という思考が、完全に脳に刷り込まれている私。
以前、かの有名な「旅人のほとんどがお腹を壊す国」へ行った時のこと。
レストランで、何も考えずに店員さんを呼び止めました。

“Do you have draft beer?”

現地の言葉もろくに話せないくせに、このフレーズだけは驚くほど流暢に出てくる自分(笑)
そして店員さんの“Yes!” の返事と共に運ばれてきたキンキンの生ビールに、テンションは最高潮。

…後で気づきました。
氷や生水にすら注意しろと言われる国で、サーバーから直に出てくる「生」を頼むのが、どれだけ命知らずなチャレンジャーだったかということに。

習慣って、本当に恐ろしいですね…。

※なお、私の胃腸は鋼でできていたらしく、無事でした。ありがとう、私のお腹。

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