ラスト出社日まで、あとおそらく1ヶ月半〜2ヶ月。
「おそらく」というのは、まだ正式決定していないから。ただ、1月末退職は確定したようで、そこはひと安心です。
10月20日に上司と同じ部内のマネージャへ退職を伝えてから、ちょうど1ヶ月。
その後の進捗をまとめます。
引継ぎプロジェクトの洗い出し
まず、退職に向けた必須タスク「業務の引き継ぎ」について。 やるべきことの洗い出しは、早々に完了しました。 しかし、肝心の引き継ぎ作業自体は、驚くべきことに1ミリも進んでいません。
理由は2つ。
- 私ひとりで進めている案件が、ほぼ年内で完結する
- 引き継ぐ相手(後任)が存在しないから
シンプルにこれだけ。
…大丈夫そ?って思いませんか。私も思います。 太客の案件も多いですし、「100歩譲って私は逃げ切れるけど、お客様にご迷惑かからない?」という純粋な疑問が湧いてきます。
ただ、ここで私が気を揉んで動くと、
「お前が辞めるから人いないんじゃ!」
という理不尽なロジックに巻き込まれかねない(被害妄想かもしれませんが、防衛本能です)。 なので、「聞かれたら答える。言われるまで動かない」という、大人の対応を徹底することにしました。
本来なら、後任のためにも細かい情報共有をしたいところですが、上司からは
「その辺まとめておいて。年末に共有してくれれば良いから」
との一言。
はい、承知いたしました。 資料は完璧に作りますが、しばらく「引き継ぎ」の文字は脳内から消去します。 辞める側が心配することじゃない。ここはドライに割り切ることにしました。
個別で伝えた人たちと飲み会ラッシュ
部内にはすでに伝えたものの、全社告知は来月半ばあたりらしい。
ということで、親しい人には個別で知らせていて、飲み会の予定がどんどん埋まっています。
- 別部署で転職を考えている女性2名
- 同部署で転職を考えている女性1名
- 面倒を見てきた、ちょっと手のかかる部下
- 上司じゃないけど役員の男性1名
- 別部署の、長く一緒に仕事をしてきた男性数名
来月はさらに増えるでしょう。体調管理がカギです(笑)
部下と飲む時は当然奢りなので、財布は痛みます。 でも、これは「手切れ金」ならぬ「感謝料」。そういう局面ですよね。 それに、転職後は給料が上がる予定なので(ここでこっそり口角を上げつつ)、10〜12月は「未来への投資月間」と腹をくくりました。
内定先からの「神対応」
そんな中、驚きと同時にちょっと感動した出来事が。 なんと、内定先から「年末の『今年の振り返り&忘年会』に参加しませんか?」とお誘いが来たのです。 入社は2月なのに。
これは素直に嬉しい。 「よそ者」ではなく、すでに「仲間」としてカウントしてくれている気遣いを感じます。 それに、入社前に会社の業績や雰囲気をリアルに知れるのは大きなメリット。
仮に聞いていた話より実情が悪くても、もう辞退はしませんが(笑)、 むしろ「隠しごとがない」オープンな姿勢に、改めて「この船に乗り換えて正解だった」と安心しました。
有給どうする問題
残り30日ほど。
1月は丸ごと使うとして、残り10日。
週1で消化しようと頑張っていたけれど――
地味に忙しい。
無理に休むと、翌日のほうがつらい。
この現実に気づきました。
さらに、冬。
転職決まって気が緩みがちな今こそ、インフルが怖い。
ということで方針変更。
忙しくて元気なうちは無理に休まない。
最悪、3〜4日くらい消えても問題なし。
そのほうが精神的にラク、と判断しました。
まとめ:同情はしない。私は私の責務を全うする
1ヶ月前と、状況はあまり変わっていません(笑)。 私の抜けた後の体制が決まらないらしく、そこが固まらないと全社展開もできないという、いつもの「決められない病」が発動中です。
…いや、ほんとにすみませんね(棒読み)。
でも、最後にこれだけははっきり言っておきたい。
これまで採用コストを渋り、人を増やしてこなかったのは会社です。 それでも私はマネージャとして、リソース不足の中でやれるだけのことはやりました。 でも、もう心が折れました。
そして、同じ思いを抱えている社員は、私だけじゃないはずです。
今起きている混乱は、会社が本来負うべきリスクを先送りにし続けた結果、いよいよツケが回ってきただけのこと。
だから、去りゆく私は高らかにこう言わせていただきます。
同情はしないよっ! 残るみんな、あとは頼んだ。お疲れ!!


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