七転び八起きのち、晴れ。 50歳からの人生満喫ブログ

私のポップス辞書にはなかった曲。Mrs. GREEN APPLE『GOOD DAY』を弾いた衝撃

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私が中学生の頃は、光GENJI人気が社会現象になっていた時代でした。

ご多分に漏れず、私も熱狂した一人です。今思うと、あれほど夢中になったのは最初で最後かもしれません。そう考えると、あの時代を経験できたことには感謝しかありません(笑)

その2〜3年後には、シンガーソングライター全盛期がやってきます。

「歌も曲も自分で作る人がカッコいい!」「アイドルなんてダサい!」

そんな空気が確かにあったんですよね。

その頃に好きになり、どっぷりハマったのが大江千里でした。ライブにも何度も足を運び、CDも毎回買っていました。

そんな私も30代、40代となり、特定のアーティストに熱狂することはなくなりました。

ただ、楽器(エレクトーン)を続けていたこともあり、ふと耳にして「素敵な曲だな」と思ったものはYouTubeで聴いたり、気に入れば購入したり。そんな音楽との付き合い方をしていました。

次にエレクトーンで弾く曲を決めあぐねていた時、先生が「これ、おすすめだよ」と持ってきてくださった曲。それが、Mrs. GREEN APPLEの『GOOD DAY』でした。

普段テレビをあまり見ない私にとっては、「耳にしたことがあるかもしれない」という程度の、ほぼ初対面の曲。さっそく楽譜を開き、初見で音を鳴らしてみたのですが……その瞬間、言葉にできないほどの衝撃が走りました。

一番驚いたのは、そのメロディの構造です。 普通のポップスであれば、隣り合う音へ滑らかに繋がっていくのが美しいとされるはず。しかし、この曲は音符が一つひとつ、意志を持って激しく跳躍するような「飛び飛び」のラインを描くのです。「私の知っている歌の枠組みに収まらない、これは一体何だろう?」と圧倒されました。

さらに、リズムの密度も独特でした。 曲全体のテンポは一定のはずなのに、1小節の中に音が3つしか存在しない静寂があったかと思えば、別の小節には15個もの音符がランダムかつ複雑に敷き詰められている。この予測不能な緩急に、これまでの私の「ポップス」の既成概念は見事に崩し去られました。

当然、演奏は一筋縄ではいきません。 視覚的には音符通りに指を動かしているはずなのに、なぜか正解の音を鳴らせていないような不思議な違和感が付き纏う。ミスなくスムーズに弾きこなせるようになるまでは、試行錯誤の連続でした。

けれど、その四苦八苦するプロセス自体が、信じられないほど愛おしくて、楽しかった。 新しい音楽の魅力に触れた時のあの高揚感と感動は、今でも忘れられません。

謎だらけなのに、弾いていてめちゃくちゃ楽しい。そして切ないくらい美しい。 こんなメロディーを思いつく大森元貴さん、マジで天才すぎませんか!?

そりゃあ世間のみんな、ミセスに夢中になりますよね。納得しかありません。 …というか、私は今まで何をしていたんだ!完全に出遅れたよーーーー!!!(猛省)

人生の折り返し地点をとうに過ぎて、ぶっちゃけ最近のトレンドにはすっかり疎くなっていた私。

だけど、こういう本物の才能に出会うと、ガツンと頭を殴られたような気持ちになります。 若い天才っているんだなぁ。いや、あの若さだからこその爆発力なのかもしれません。

年上だから、経験があるからなんてプライドは捨てて、これからはもっと若い人たちの素敵な部分からたくさん学んでいこう! ミセスの楽譜を前に、そんな風に背筋が伸びる思いがしたのでした。

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プロフィール

50歳、東京在住。某IT企業の中間管理職。
これまで七転び八起きだった20代、30代、40代。たくさん転んだ分だけ、見える景色も増えました。
まだまだ人生これから!大好きなビールと旅、美味しいものをとことん満喫する日々を綴ります。

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